バイオテクノロジーの急速な発展に伴い、生体にダメージを与えること無く、生体観察と同時に被測定物の寸法を直接測定可能な『蛍光スケール』の需要が高まっています。特に、微生物の個体数計測を行っている広範な分野においては、「網目状の光るスケール」があれば計測時間の短縮が可能であり、その実現が望まれています。蛍光顕微鏡用の蛍光スケールとしては、高価で取扱の面倒な「微細加工チャート」や定量的評価が困難な「蛍光ビーズ」を代用している程度であり、簡便で定量的な『蛍光スケール』は実在していません。本展示では、観察に十分な蛍光強度を持つ最小間隔1μmのスケール目盛、個体数計測用格子目盛、顕微鏡の光学系校正用くさび状目盛、また、耐光性に優れた三原色発光の可能な半導体微粒子目盛の試作品を展示しています。
●図面説明
上段:スケール状微細目盛(最小目盛間隔:1ミクロン)
中断:格子状&くさび状目盛
下段:耐光性に優れた蛍光材料を用いた微細目盛